おとちゃん書評

なぜ書評を始めたか?それは書評を始めるきっかけとなる本に出会えたため。

入社1年目から差がついていた!頭がいい人の仕事は何が違うのか? 中尾ゆうすけ

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アウトプットアウトプット、仕事はアウトプット、ビジネスマンの存在意義はより良いアウトプット。

 

なぜこの本を選んだかと言うと、4月から入社1年目となるためである。

 

今、入社1年目本を買い漁っているわけだが、まあどれもこれも似たり寄ったり。

 

そして私はヨイショはしない。

この本が取り立てていいから取り上げたというわけではないので悪しからず。

 

 

さて、入社1年目、初日のアウトプットと言えば

なんといっても自己紹介。

 

そこから差がついている。

というより、入社前の段階(面接など)で差はついているんだろうけど

 

改めて社員の皆様にお披露目するアウトプットとしては、自己紹介がわかりやすい。

 

自己紹介の質は、向上心に比例する。

 

とは、千田琢哉さんの言葉。

 

 

本書では、「頭がいい人」と「惜しい人」とを比べ、その仕事ぶりを比較し、コツを伝授している。

 

「惜しい人」という婉曲表現...

 

 

全てにおいて通ずるのは

 

ビジネスは、相手があってのもの、だということ。

 

 

自分の中ではこれでいいだろう、自分の経験ではこうだろう、自分のやり方はこれがベストなんだ。

そんな偏屈な考えでは食べていけない。

 

自分中心か、相手中心か

その意識の違いが1年目で最もよくあらわれるのが、報連相である。

 

 

20代できちんと報連相を学んでおかないと

30代以降のビジネス人生は悲惨だ。

 

とにかく、仕事は先手必勝。

挨拶も先手必勝。

報連相も先手必勝。

人の顔と名前を覚えるのも先手必勝。

同期会も先手必勝。

 

営業も、事務も、総務も、異動希望も、

先んずれば人を制す、いや、自分を制す、だとお思い!

 

 

おとちゃん評価:55点

当たり前のことを再確認させてくれたけど、もう2,3良質な着眼点が欲しかった。

あ、ちなみに、60点で及第点でございます。