第2回:仕事で本当に大切にしたいこと 自分を大きく伸ばすために 大竹美喜
初版は2004年。
さぞかし、美辞麗句が並べられているのだろうかと思ったが、13年後の日本にも通じるところはあった。
つまり、世の中は変わっているようで、それほど変わっていないともとれる
自分が変われば世の中も変わって見える、ということなのかもしれない。
ということで本書は、就職活動の初歩の初歩としては、まあ為になることもあるかもしれない。
とかく、肯定の言葉による楽観主義は、とりわけ大事だと思う。
発する言葉としてももちろんそうだし、内なる言葉としても、肯定語はオーラに表れると思う。
今日という日が人生で最も重要だ、は昨今のアドラー心理学にも通ずる考えである。
ただ、少し足りない。
今という時間が、人生で最も重要だ、である。
日本的、日本人的な良さと、国際感覚とをハイブリッドさせて生きていきたい。
おとちゃん評価:55点
知ってるよ、それができりゃ苦労しないよ、という内容もあるが、シナプス的な役割を果たしてくれる面もある。
まあ行動につなげていこう。それは、手帳に何を記すか、である。
第1回:伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い 紫垣樹郎 小宮謙一
全体的に情報量は多くない。
これを読んだら伝説になれるっ!...わけはない。
違いと言っても、どこかで聞いたことある話ばかりだし、
実際にそれができる勇気やキャパシティがあってこそだと思う。
ただ、
・スタートダッシュによる好循環
・数字やキーワードで相手のメンタル文法に合わせる
・解釈力、意味づけで人と差をつける
という項目においては、私の考えを肯定してくれる勇気づけの本となった。
また、
・チャンスノート
・エビングハウスの行動へのつなげ方
・「時間がない」という相手からの返答の真意
という項目は勉強になる部分はあった。
社会人の「時間がない」は「優先順位が低い(からとれる時間がない)」
ということだと改めて実感した。
おとちゃん評価:60点
この書評を始めるきっかけとなった(読んだ本のアウトプットの大切さに気づかせてくれた)本だし、30点近くは下駄を履かせました。
まあ、良い本は行動につなげてくれるというし、そういう意味では内容どうこうではなく、良い本だったのかもね。